食事中の水分補給の量について

こんにちは。新桜ヶ丘にあります、エミデンタルクリニックです。

今回は、お食事中の水分補給についてお話ししたいと思います。

食事をする時に水分を摂りすぎると良くないと聞いた事はありませんか?

そう言われる理由のひとつは、食べ物を良く噛まずに流し込んでしまうからと言われていますが、だからといって、お食事している間は、水分を摂らない方が良いかと言うと、そうではありません。

適度に摂る事で、メリットもありますので、ご紹介したいと思います。

特にだ液の分泌の少ない方(お薬の副作用や、高齢の方など)は、食前には、乾きがちな舌に湿り気を与えて、舌の表面をきれいにし、味覚を敏感にする事が出来ます。

この作用により、食べ物をより美味しく感じる事が出来ます。

また、食事の途中や、食後には、口に残った食べ物を洗い流し、さっぱり感を与える他、誤えんを防ぐ事が出来ます。

食事の流しこみと水分の摂りすぎ(胃液が薄まって食欲低下を引き起こす)に気をつければ、メリットはあると言えますね。

そして、ここで気を付けていただきたいのは、飲み物とその量。

食事中の飲み物はお水がお茶(常温)が適してします

過度な水分摂取にならない程度コップ1杯(250ml)くらいが良いそうです。

なぜコップ1杯なのかは、体が一度に摂取出来る水分量が250ml程度のため。

一回の食事で250ml以上の水分を摂取してしまうと、胃の負担はもちろん、栄養も効率的に摂取する事ができなくなってしまいます。

水分量に気を付けながら、食事中も水分を摂るようにしましょう。