衛生士マチコの食育手記:第1談(6ヶ月頃まで編)

皆様こんにちは、保土ヶ谷区新桜ヶ丘のエミデンタルクリニック、衛生士マチコです。

これをお読みの方の中には子育て中のパパやママの方、そしてこれからなる(なりたい)という方も多いのではないでしょうか?

今回そんな方々に向けて、私の食育体験談に基づく連載をお届けしたいと思います。

娘の赤ちゃん時代から3、4歳までの食育の記録を数回に分けて取り上げていきますね。

子供の食育の本は巷では氾濫しております。
そんな中、なぜ私があえてこれを書いたかというと・・・
現役で歯の健康に携わる者として、また食育を自分の子に行ってきた結果、

1本もむし歯を作らせなかった1つの事例として、皆様のお役に立ちたいと思ったからです。

ぜひこの連載が参考になれば幸いです。

私は35年程前に長女を産みました。
しかし、1ヶ月以上もの早産でしたので、2012gしかない赤ちゃんでした。
初めての子である上に、弱々しくすぐ風邪を引くわ、ミルクを飲む力もないわで心配でいつもオロオロしておりました。
育児の方針についても
ベビーフードや紙おむつに頼るのはよくない!
という風潮が当時はあったんですよ!
今では考えられないですよね!!
そんな感じでしたので、未熟児を持つのは非常に手が掛かったものでした。

そんな長女も離乳の時期が近づくと、ミルク以外のものを摂取することになります。
そこで私は最初みかんの果汁を与えました。
今後の娘の健康の為にも、自然の食材の味をまずは知って欲しかった為です。
最初は慣れていないもので、嫌がり吐き出してしまっていた娘ですが、どんどん濃度を水で薄めていったり、みかん以外の果汁で試したりしたところ、どんどん受け入れる様になりました。


果汁をスプーンで口まで運ぶわけですが、今思うとこの時期スプーンに慣れさせていくことも大切だったと思います。

これから使う食事の道具に早く触れさせることになりますしね。
赤ちゃんはとてもデリケート。
大きくなるに連れて色んな味を知ってしまうものだけど、赤ちゃんの頃はできる限り自然の薄い味のままで食べさせる期間を長く持たせることが望ましいのではないでしょうか。
私も精一杯娘にはそうしていました。

次回は離乳食の時期の食育の記録を皆様にシェアしていきますね。
お楽しみに(^-^)